タイは歴史を感じる寺院から美しい島々まで、都市によって様々な観光スポットがあります。そのため、どの都市へ行こうか迷っている方は多いのではないでしょうか。そこで今回は、タイのおすすめ観光スポットを都市別にご紹介します。
タイの基本情報
まずは、タイの特徴をチェックしましょう。
個性豊かな12の都市を旅しよう
タイは首都のバンコクをはじめ、第二の都市のチェンマイやリゾート地として人気のプーケットなど、代表的な都市だけでも12都市もあります。一口にタイといっても、訪れる都市によって大きく印象が違うのが特徴です。
タイを訪れる際は、観光の目的とエリアを絞ってから行くと良いでしょう。本記事ではエリアごとに観光スポットをご紹介するので、旅の計画を練る参考にしてくださいね。
タイ観光のおすすめ時期は11~2月
タイの気候は1年を通して暑いのが特徴です。最も気温が高まる3~5月は35~40度もの高温になる日もあります。そして、6~10月はスコールの季節です。この時期にタイ観光をするのなら、折りたたみ傘があると安心でしょう。
11~2月になると、乾季に突入します。雨もスコールもほとんど降らないため、観光に最適ですよ。乾季の平均気温はバンコクで27度ほどであるため、服装は半袖がぴったりでしょう。
公用語はタイ語!ローカル旅では要注意
タイの公用語はタイ語ですが、バンコクなどの都市部や観光地のホテル、レストランでは英語が通じます。日常会話レベルの英語が分かれば、コミュニケーションで苦戦することは少ないでしょう。
ただし、タイのなかでもローカルなエリアに行くと英語が通じないことがあるので注意しましょう。地方へ行く際はある程度タイ語が分かると安心です。
気を付けておきたい!タイで過ごすマナー
タイの人々の多くは仏教の教えを守って暮らしています。そのため、宗教上のマナーにそぐわない行動をすると周りを不快にさせることもあるので注意が必要です。
最低限守っておきたいマナーは、寺院を訪れる際は露出が多い服装を避けることです。場所によっては腰巻などをレンタルしてくれますが、露出が多すぎる場合は寺院に入場すらできないときがあります。
また、タイの人々は王室を深く尊敬しているため、公の場で王室の批判などを口にするのはタブーです。周りの人の気分を害さないように注意しましょう。タイ観光の際は、事前にきちんとマナーを調べてくださいね。
タイの観光スポットおすすめ10選!
それでは、タイ観光のおすすめスポットを見ていきましょう。
【バンコク】ワット・プラ・ケオ
タイの三大寺院のひとつであるワット・プラ・ケオは、1782年にラーマ1世がチャクリー王朝を開いたとき、護国寺として建立しました。現王朝の王族も専用で使用しており、王族の式典や儀式もこの寺院で行われます。
別名でエメラルド寺院とも呼ばれていますが、これは本堂に祀られているエメラルドブッダが名前の由来です。このエメラルドブッダは季節に合わせて年3回衣替えするので、季節ごとに本堂の雰囲気が大きく変わりますよ。
【バンコク】ワット・アルン
三大寺院のひとつ、ワット・アルンは暁の寺院とも呼ばれています。三島由紀夫の小説“暁の寺”の舞台としても有名で、タイ人のみならず日本人にとっても馴染み深い寺院です。
高くそびえたつ大仏塔を中心に、5基もの仏塔で彩られています。遠くから見ても色とりどりで素敵ですが、間近で見ると陶器による細かな装飾を見ることができますよ。美しい寺院と仏像をじっくり見学してみたいという方におすすめです。
【バンコク】ワット・パークナム
三大寺院のひとつ、ワット・パークナムの見どころは美しい天井画です。まるでアートのような世界観が素敵で、写真撮影に訪れる方も多くいます。写真映えするとSNSを中心に大人気ですよ。
中央にそびえたつエメラルド色の塔とブッダの生涯を描いた天井画は、ほかの三大寺院とはひと味違うロマンティックな雰囲気を演出しています。女子旅のコースにもおすすめですよ。
【バンコク】カオサン通り
カオサン通りは、バックパッカーの拠点として人気のバンコクの路地のことです。昔は安宿をメインに、旅行代理店などが軒を連ねる路地でしたが、今では若者向けのパブやクラブが立ち並ぶ明るい雰囲気の路地となりました。
ドミトリーやホテルも豊富で、予算に合わせて宿泊場所を選べるのが嬉しいポイントです。お手頃価格で泊まれるドミトリーも多いので、長期滞在にもおすすめですよ。
【チェンマイ】チン・チャイ・マーケット
チン・チャイ・マーケットは土日のみ開催されるオーガニックマーケットです。有機野菜の直売や総菜販売、ハンドメイド雑貨の販売が行われています。
総菜エリアには、チェンマイ名物のソーセージや3色もち米なども並びます。イートインエリアもあるため、買ってすぐその場で食べるのも可能です。マーケットの雰囲気を楽しみながら味わう本場の味は格別の美味しさですよ。
【チェンマイ】ロイクラトン祭り
タイで最も美しい祭りといわれているのが、ロイクラトン祭りです。灯籠(クラトン)を川に流す昔ながらのお祭りで、幻想的な光景を見ることができます。美しくロマンティックで写真映えも抜群です。
チェンマイで行われるロイクラトン祭りでは、満月の前日にランタン山車やミニクラトン山車によるパレードが行われます。3日に渡ってパレードを楽しめるため、お祭り気分を存分に味わいたい方におすすめですよ。
【パタヤ】パタヤ・ビーチ
タイ湾に面したパタヤ・ビーチは、約4km続く広々としたビーチが魅力のパタヤを代表する観光地です。バナナボート、パラセイリング、ジェットスキーなどマリンスポーツを楽しむことができますよ。
浜辺には椅子やパラソルが並んでいるため、海を眺めながらゆっくりできるのも嬉しいポイントです。飲み物を購入して、パタヤ・ビーチをぶらりと散策するのも楽しいですよ。
【プーケット】プーケット島西岸
プーケット島はアンダマン海に面するタイ最大の島で、世界有数のリゾート地として広く知られています。見どころはエメラルドの海と真っ白な砂浜のコントラストです。その美しさから、アンダマン海の真珠とも呼ばれています。
年間を通してビーチリゾートやマリンスポーツを堪能できるため、島旅を満喫したい方におすすめです。リゾート気分を存分に味わうことができるでしょう。
【プーケット】プーケットタウン
島の南東にあるプーケットタウンでは、カラフルな建築物が並んでおり、壁面に描かれた大きなアートやきらびやかな寺院など写真映えする施設が盛りだくさんです。記念写真撮影スポットとしても人気ですよ。
もちろん、おしゃれなバーやカフェに立ち寄ってみたり、雑貨屋を覗いてみたりとショッピングやグルメを楽しむのも良いでしょう。カメラを片手にぶらりと観光するのにおすすめのスポットです。
【サムイ】サムイ島
バンコク空港から飛行機で約1時間の位置に、サムイ島があります。島全体がココナッツの木で覆われているため、別名でココナッツ・アイランドとも呼ばれる島です。
タイで3番目に大きい島でありながらも、条例によって自然環境が守られているため、大自然と過ごしやすさが調和したリゾート地として人気を集めています。女性だけでも過ごしやすいのが魅力です。
微笑みの国タイでのんびり過ごしてみよう
今回はタイのおすすめ観光スポットをご紹介しました。
微笑みの国タイは、ゆったりとした独特の雰囲気が魅力の人気観光地です。タイを訪れた際は、寺院巡りや島めぐりをして、のんびり過ごしてみてはいかがでしょうか。